NEN-RING(ネンリング)ロングレザーコンパクトウォレットの製作【縫製編】

NEN-RING(ネンリング)の革財布の製作工程をご紹介します。 前回は、 革漉きについて説明をしました。今回は縫製編になります。 その前に表側に刻印を打ちます。それから各パーツを仮止めをします。ファスナーは外側と内側に取り付けていますので、その長さに切ってから仮止めをします。いよいよ縫製する作業に移ります。ミシンは腕ミシン(総合送りミシン)を使用します。縫製作業が完了しましたら、軽く磨き上げ完成になります。
以上5回に渡ってNEN-RINGのお財布の製造について説明をしました。お財布の作り方のように詳細な作業やコツなどは説明しませんでしたが、ポイントとなる部分の製作の様子をご紹介しました。

縫製は腕ミシンを使っています。

縫製するのには腕ミシン(総合送りミシン)を当店では使用しています。革を縫製するのにも綺麗な縫い目に仕上がります。

カード入れポケットの部分を縫製しているところです。

刻印を打ちます。

ハンマーを使って、数回コンコンたたきます。

仮止め

外側の部分になります。側面と底の合わせて3枚を仮止めします。

ファスナーは外側の方は太目、小銭入れの方は細目のものを使用しています。

内側になる革にファスナーを仮止めをします。それから外側に来る革を仮止めをします。

外側の革の部分を縫っているところです。

完成しました!

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