NEN-RING(ネンリング)ロングレザーコンパクトウォレットの製作【裁断編】

NEN-RING(ネンリング)の革財布の製作工程をご紹介します。 前回はワックス仕上げについて説明しました。今回はお財布の各パーツを切り出す作業です。切り出すのは、革の抜型とプレス機を使用します。抜型は精度が良く、素早く切り落とせてるのが特徴です。切り落とした断面はコバと呼ばれています。切り落とした時点では少しザラザラしています。今回はコバを赤色にしたいので、赤の染料で染色した後コバをコバ剤で磨きます。これでパーツは揃いましたので、次回は革漉きについて説明をしたいと思います。

抜型を使用してパーツを切り出します。

各パーツごとに抜型を用意します。抜型は、職人さんに作ってもらってます。

先端は刃になっています。

プレス機

プレス機は手動式のものを使用しています。

革の上に抜型を置きます。

切り出しましと、抜型にピタッとはまっています。

切り出しが完了しました。

切り出した断面をコバと呼んでいます。断面は少しザラザラしています。

コバに赤色の染料で染色して、コバ剤を使用して磨いていきます。